Last Updated 1/30/2003
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1/30(木)九州

従弟の結婚式で佐賀に帰りました。仕事がここのところ大変だったので逃げるようにお休みを取って出かけたのですが、本当に仕事にちょっと距離を置いてリフレッシュできました!

従弟のTくんは、立派な新郎で締めの挨拶はびっくりするほど頼もしくて涙を誘いました。新郎の父は、緊張のあまり思わず自分のことを「新郎の、XXです。」と言ってしまっていましたが、それも微笑ましくていい感じでした。母方の親戚がたくさん集まったのですが、私には彼らとの関係がさっぱり分りませんでした。それに加えて、父方の親戚が新郎の父の友達で乾杯の音頭を取ったり、世の中狭いのでますます混乱します。妹は母や叔母にそっくりなため、かなりアイドルの状態で、私はといえば「ところで、あなたはだれ?」って反応をされました。私も少しは似てると思うのですが。

それから祖母の喜寿のお祝いということで、女三世代6人で雲仙の半水盧(はんずいりょ)という温泉に泊りました。客室は全て離れの2階建て、上はこたつの部屋と寝室、下が食事をする座敷になっている豪華な造りで各部屋から庭が眺められるようになっていました。そこで、編物の先生をしているM姉ちゃんが祖母に約束していたショールをがんがん編んで、私と妹が毛糸を切って、フリンジを付ける仕上げの手伝いをして完成しました。テレビを見たりただゆっくりするだけでしたが、まさに至れり尽せりで気持ち良かったです。

一番感動的だったのは、豪邸のような木の塀のエントランスに近づくと格子戸がゆっくりと自動的に開き、車がアプローチに着いたときには黒い服の支配人らしき男性と、着物の女性がドアを開けてくれるのです。なんとすばらしい仕掛けでしょう。(劇的ビフォーアフターのナレーション風)こんな贅沢はめったにできないので、祖母にはもっともっと長生きしてもらってお祝いの機会を作ってもらわないといけません。

私が冬に温泉に行くとなぜか雪が降るのですが、九州でも翌日また雪が降りました。前に伊東や修善寺で大雪が降り、帰り道に痛い目に逢っているので心配しましたが、特に問題なく妹の運転で山を降り福岡空港まで送ってもらいました。早く着いたので、有名な「一風堂」というラーメン屋にも寄って、にんにく臭いまま飛行機に乗って東京に戻ってきました。Nちゃん、運転おつかれさまでした。

1/17(金)年金など

正月休みの課題でもあったのですが、私がちっとも協力しないので、Hが保険について勉強しました。いわゆる生命保険、医療保険、傷害保険とかそういうものです。

社会人一年生のころ働いていた社員食堂に、昼休みになるとやってくる生保のお姉さんがいて、私はそういうのとても嫌いだったのですが、まあ、社会人になったことだし病気したら困るし、と思って、適当に勧められた生命保険に入りました。このお姉さん、案外さっぱりした良い人で、その後すぐに北海道出身の旦那さまを連れ、大分にUターンし、3人の息子を育てながら生保レディを続けています。ちなみに旦那さまが何をされているかはしりませんが、彼のやりたいことはどこでもできるから、とお姉さんが言っていたのを覚えています。

私の保険は、失業中に見直しをして保険料を下げたのですが、引き続き払いつづけて約9年(?)になるのに、このたび初めて、いつまで払込をして、いつまでどういう保障が受けられるのかを確認しました。割高になると思っていた3年ごとにもらえる給付金も、そういうことにはならないことに気付いたり、けっこう色々カバーされていることに気付きました。あらためて。

今さら聞かれた大分のお姉さんも、気持ち良く教えてくれたところを見ると、実際よく分っていない人も多いのではないでしょうか。なんて言って、本当はこのくらい常識だったらとても恥ずかしい。私には、ほとんど手をつけるところが分らないくらい、他の保険と比較研究して見直すために手をつけたら、確実に60歳になってしまいそうな難しいイメージがあったのです。そして実は、手をつけなかったことは賢明だったと、今でも少し思っています。

仕事では年金関係のクライアントがあって、日系カナダ人の社長に老後にいくら必要か計算したことがないなんてとんでもない、といつも聞いていたのですが、雑誌で「先の読めない時代、将来のことは分らないから今考えてもしょうがない」と、けっこう有名な経済学者が書いていたのを読んで、たぶん反語的意味もあったのでしょうが、素直に納得していたのです。

一度、金融機関のウェブサイトで現在の年収と現在の貯蓄とだいたいの生活費を入れてシミュレーションをしたことがあるのですが、その時は何とか80歳くらいまで大丈夫と出ました。ただしそれは独身で年収が年率4%で上がるという設定になっていたと思います。う〜む。

一方、週刊ポストでは、おばちゃん経済ジャーナリストのO原H子が「老人になっても働けばいいんです。マクドナルドでも良いじゃないですか、働くことが恥ずかしいという意識を変えることが必要です。」と話していましたが、それもまた極端な例だな、と思いました。

1/13(祝)休日出勤

年末から、週末も仕事で拘束されることが増えてきました。お客さん相手の職業はこれがあるから大変ですよね〜、営業職のみなさん。
前職では取引先の担当者が、雨の日も、うだるような暑い夏の日も、駅から近いとは言えないオフィスまで出向いてくれていたのですが、今は逆に、休みの日に来て下さい、と言わればへいへい、と出かけています。

それでも必要に迫られてというのなら分るのですが、今回は、呼ばれてクライアントの会社に出社したら、ほとんど待たされていることが多く、とても手持ち無沙汰でした。効率が悪いし、顔には出していないつもりですが、いらいらしてしまいました。こんな時間があったら山積みになっている他の仕事ができるのにぃーーー。
仕事ってまあ、いろいろなやり方があるものですね。

本当はクライアントに言われたことにひとつひとつ対応するのではなくて、こちらから一歩先を見て提案し、物事を進めていくのが理想的なのだと思います。そこで、仕事上では今年は、「『何のために』この作業をやるのか」長い目で見て、「自分の意見はどうなのか」頭を使って考えないといけないな、と考えています。ただ作業に陥ると虚しくなるので。。。

追伸:このネタひっぱりますが、Yからの情報によると、透さんは会社には行っていないようです。

1/11(土)缶ジュース

年が明けて1週間が終わりました。クライアントが問題を抱えている関係で連日の会議&作業で忙しく、金曜日はいきなり今年始めてタクシーで深夜に帰宅しました。ちなみに連休も1日と半分は仕事になりそうで、残念。

今回も、つかまえたタクシーの50代くらいの運転手さん、遠距離ということで気を良くしたのか、家の前に待たせて、私がお金(前回と同じく2万6千円でした)を取りに部屋に戻っている間に、自動販売機で温かい紅茶を買って、「これ、どうぞ。」とくれました。
タクシーの運転手さんにおごってもらったのははじめての経験でした。

追伸:蓮池透さんのお仕事は東京電力の社員だそうです。ちなみに東京理科大卒ということまで、いつもこのページを見てくれているらしいYが調べてくれました。透さん、会社には行っているのかしら。

1/7(火)転職をしない

去年の目標のうち、自信をもって守れたと言い切れるのは唯一、転職をしなかったことです。
何が起こるか分らない外資系で、はや1年と約9ヶ月。今年も転職しないつもりですが、つい最近も日本に進出してきたと思ったら撤退するクライアントがあり、びっくりさせられました。私が知っている別の会社や金融関係の記者も注目していた会社だったので色々な反応が分り、とてもおもしろかった。例えば、その会社を取材したことのある記者は、
「あそこはねえ、オフィスに入るとじゅうたんが赤いんですよ。いや、どうかと思ってたんですよねえ。」
とじゅうたんの色で会社の将来を占っていました。

一方うちの会社はちゃっかりと、赤いじゅうたんのその会社のいらなくなった机や椅子を所望し、譲りうけることになったようです。 世界中から反対されている東京オフィスの引越しの話も消えたと思っていたら、心機一転、決行したい!と社長から、人数もまばらな感じのする年頭の会議で話がありましたが、実現すればいいなあ。

1/5(日)今年の目標

毎年、年初には1年の目標を考えるのですが、去年の目標のなんとまあ、実体のないものだったこと、と振り返ってむなしく思えるので、今年は具体的に達成されたのかされなかったのか分かりやすい目標にしようと考えています。

去年の目標には、自己啓発(考え中)とあるのですが、今でもこれ、考えています。正直にいうとあんまり考えていません。すみません。

ユニクロばかり着ないというのもありますが、今年始めての買い物は、はんてん代わりにと購入したユニクロのキッズ用フルジップフリースでした。1500円なのにリバーシブルですばらしい。

いつも思い立ったように始めるジョギングも久しぶりにシューズを出して試みました。寒いので帰ってからシャワーを浴びるまでもなく、静かな初トレーニングとなりました。なんといっても去年いくつかニュースを耳にしたようにスポーツ中の急な体調の変化には気をつけなくてはいけないので、無理はいけないのです。

遅ればせながらこうやって去年を振り返ってみると、色々なことがありました。話題になった北朝鮮から帰国した蓮池薫さんのお兄さん、透さんの職業は何だろう、などという疑問も今年に持ち越されたわけです。知っている人がいたら教えて下さい。

1/3(金)重箱

お正月休みも後半に突入し寂しくなってきました。みなさまいかがお過ごしですか?
年賀状を下さった方々、ありがとうございました。

私は元旦、二日と東京の親戚を廻り正月料理をたっくさん頂きました。我が家では今年のおせち用に初めて気合いを入れて重箱を購入したので、訪ねる先々で特に重箱に注目しました。金箔で絵の書いてあるものあり、藍胎漆器のものあり、それぞれ個性的だなあ〜と感心。

お正月休みの「やることリスト」に従姉妹の家で人生ゲームっていうのもあったのですが、これもやりとげました。フリーターを経てサラリーマンになった私は人生の最後に、家を買った値段の約10倍近い『クルーザーで世界一周』をして散財し、でも、最下位はまぬがれました。給料は安くても人生なんとかなるもんだ。

それからオトナとしては、ちょっと大きい子供たちにはお年玉、小さい子供たちにはおもちゃをあげたのですが、ベイブレードの凧をあげた5歳のTくん、既に凧を2個木にひっかけてダメにしてしまったらしく、とっても喜んでくれました。けっこうおもちゃ選びで頭を悩ませただけに、ほっと安心。インターナショナルスクールに通うTくんのママの方のおじいちゃん、おばあちゃんはハワイでお正月らしく、
「ぼくね、ハワイに行くために千円ずつちょきんしてるの。」だって。
堅実でよろしい。毎日とっても寒いし、私もハワイに行きたいわ。


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