Last Updated 2/26/2003
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2/26(水)くま?

■2月26日■定昇・ベア「存続」は2割
賃金の定期昇給(定昇)やベースアップ(ベア)の制度を存続させると考える経営者は主要企業の2割弱に。日経調査。

「ベア」がベースアップ(定期昇給)の略だと知った時、それはないだろー、とがっかりしたのを覚えています。誰が言い始めたのかわからないけど、大人の世界ってインチキくさいと思う。

2/25(火)早起きは

朝の通勤時間帯に千代田線北千住駅のホームにはジャンパーを来た頼りなさげな若者が数人立っている。次々に入線する都心行き電車の乗客をぎゅうぎゅう押し込む係だ。本当にいるのよね、こういう役割の人が。

定期券の値段を調べようと営団地下鉄のホームページを見ていたら、アルバイト募集ということで、「整理員」と呼ばれるらしい例の仕事を募集していた。時給1200円で朝7時から9時半まで。『早起きは三文の得!』と書いてあったけど、空気の悪そうな地下鉄のホームに2時間半で三文じゃねえ〜。

今思い出したけど、数年前は私も同じくらい安い給料で、もっと早起きして外国人向けツアーの送迎をやっていたから似たようなものかな?

2/23(日)昔は・・・

大学時代、世の中は冬といえばスキーだった。九州出身の私はどうしてこんなに東京の車は冬になるとみーんなキャリアを積んでスキーに行くんだろう!?と思いながら、やっぱ東京の女子大生としてはスキーよね、ということで、激安の大学の山の家に夜行バスで行ったものだった。この山の家はご飯は少ないし、お風呂も小さかったので、ふりかけを持っていくことを先輩にすすめられたり、近くのホテルのお風呂を裏口から入って使ったりして、バブル期は確かにほとんど終わっていたけれど、なんだか貧乏くさいスキーだった。

でもそんなことをしていたのはたぶん寮生だった私たちだけで、その頃のゲレンデは、毎年流行りのウェア(特にペアルックが目立っていた)やスキー板がきらきら光っていた。リフト待ちの列は延々と続き、ランチを食べるのにも並び、道路ももちろん大渋滞だった。

週末1年ぶりにスキーに行った。帰りの関越はそれなりに渋滞したけど、ほんとうにスキー人口が減ったな〜と思った。今年はやりのウェアがどういうものか、ここ数年特に分らないくらいだし、スキー場への高速道路も板を積んだ車はそれほど多くない。学生時代から一緒にスキーに行ってるYと「昔はさあ〜、」の連続だった。

駐車場とか、リフトやゲレンデが空いているのは本当に嬉しいけど、お店が閉まっちゃったりしているのはちょっと寂しい気がする。私がスキーにあんまり行かないからだな、たぶん。もっと行かなくちゃ、ってちょっと滑り足りないまま帰ってくるたびに思うんだけどね。

2/18(水)交通費精算

人生失敗の連続だと思っている私ですが、今年も相変わらず失敗を重ねています。

まず、タクシーで980円払う時に、「すみません、5千円から。」と5千円札を出しておつりを20円だけもらったところで、慌てて降りてしまいました。この時は、急いで向ったある会社の投資家説明会の会場が、てっきり本社のホールだと思い込んでたのですが、暗いし誰もいない。慌ててその会社が会見などでよく使う別の会場にタクシーで乗りつけたところだったのです。ちなみにそこもハズレで、あきらめて結局会社の人に電話して正しい場所を聞いて、三回目にタクシーに乗ったときにお財布を見て、4千円もらい忘れたことに気付きました。

どうしよう、このままでは家の財務大臣にまた怒られる、と思って何かうまい手はないかとか考えつつ、一応タクシー会社のレシートを見て電話してみたら、運転手のおじいさんから携帯に電話がかかってきました。おじいさんはすぐに気付いたようで、私が降りたビルの前でしばらく待っていたのだそうです。やさしい運転手さんは私がいた場所に4千円届けに来てくれました。レシートはもらっておくべきですね。

それから週末に初めて水戸の偕楽園に行ったのですが、JRで私が1110円の切符を2枚買っている間にHはイオカードを使って改札を通り過ぎていました。電車はもうホームに着いていて、ぎりぎりのところで電車に飛び乗り、水戸の改札を出るところで事情を説明して1枚分の精算をお願いしました。駅員さんはハンコを押してくれてみどりの窓口に行って下さいとのこと。

帰りに切符を買った窓口で払い戻しをお願いしたら、「水戸まで行かれたんですよねえ。でしたら、手数料210円かかります。」と言われてびっくり。使う前だったらいいんじゃないの??「え〜っ。そんなの聞いてません。」「水戸でも何も言われなかったし。」「乗り遅れそうだったし。」とぶつぶつ言ったら駅員さんは、それはお客さんの都合ですよねえ、とか言うんで「乗り遅れた方が良かったってことですか?」なんてやりとりをした結果、まあ今回はいいでしょう、ということで全額返してもらい「すみません、お手数かけます。」ってことで一件落着しました。

よく考えると、切符は使ってないしまだ行ってないことにすれば良かったんだな。でも水戸でハンコ押してもらったからばれちゃうか。ちなみに先週末の偕楽園はまだ見頃の梅は数本しかありませんでした。

2回とも無事にお金は戻ってきましたが、まずは間違えないことが一番。
私は同じ失敗は繰り返さないことをモットーとしています。

2/13(木)電車で

死ぬほど混んでいる千代田線に乗って思ったんだけど、満員電車で死んだら誰か責任を追及されたりするのだろうか?
今日乗った電車はとにかくすごい混みようで、時々あちこちからウッとかイタタとかいう声が漏れていたし、私が降りた大手町では、女子大生(オヤジ的観測だけど)が我先に降りる人波に押されて弾んでホームにしりもちをついていた。駅員さんに起されていた彼女、大丈夫だったかしら。

関西では路線バスの運転手が、乗客のおばあさんが体の具合が悪くなったことを知っていながら終点まで通常通り運行し、終点で救急車に運ばれたおばあさんは翌日亡くなったというニュースがあって、バス会社の社長が謝罪していた。

夕方乗った有楽町線では、時折咳き込んでいたジャンパーを来た初老の男性が、ひゅーひゅー言い出したので、ちょっとヘンな人なのか、それとも喘息の発作っていうのがこれなのか、降りるまでドキドキした。

満員電車ということでいうと、自ら危険(ぎゅうぎゅうに押しつぶされるリスク)を予測しながら果敢に乗り込んでくるからには、バックの持ち手が取れたり、靴が脱げたりしても自己責任であるように、死んじゃったら自己責任なのかなあ。やっぱり何か非常事態が起こった場合は、駅員が「医者か看護婦の方、いらっしゃいませんか〜〜。」とか乗客に声をかけたりするのだろうか?私はたぶん人が倒れても何もできそうになくて、考えただけでもおろおろしちゃうのです。

2/10(月)みかん

うちの会社のオフィスは「泉館ビル」の5階です。
ところが、同僚のYちゃんに来た郵便には「伊豆みかん」と書いてありました。

2/5(水)机を拭く

新しくバイトで入社した若い(といっても20代半ば)男性Sさんは、朝、会議室やオフィスの公共スペースの机を拭いています。私も始めの会社では毎日みんなの机を拭いていたなあ、と懐かしく思い出しました。早く出社していたし、お茶はあんまり淹れない代わりにやっていました。その会社では毎日、コーヒーメーカーと来客用のお茶碗を洗う当番と、週に2回掃除機をかける当番が女子社員に課せられていたのですが、女子社員だけに回ってくるのがちょっと疑問でした。社員が10人程度で、女子社員以外はエラいおじさま方だったので仕方ありませんが。

フェミニズム関係の本を読んでいるせいか、改めて日本的な会社と、外資系の体質というかカルチャーは違うなあ、なんて思います。今の会社はほとんどが女性ということもありますが、女性がほぼ徹夜で一人で働いていることもめずらしくないのですが、私が初めて就職したその会社では、一人で残業していたら直属でもない部長が「おまえ一人置いて帰れるもんか。」と九州弁で、気を使ってくれていたのがかえって邪魔くさかった。

そう言えば机を拭くSさんは、バイト扱いですがフルタイムで働いていてものすごく「熱い」です。メールの署名には ”意思あるところに道はある!!!”と書いています。びっくりマーク3つ分の熱さがあります。

"Whrere there is a will, there is a way." 
これは私が高校時代に塾で、自信を持って「井戸(well)のあるところに道はある。」と訳した覚えがある、思い出深いことわざです。井戸のある所にはやっぱり道はあるだろうと思うのです。 

2/2(日)加湿器

前に除湿機を買って数えるほどしか使わず押入れに眠らせている私ですが、このたび家の加湿器が本格的に壊れたので、風邪対策のためにも慌てて電器屋さんを巡りました。ちなみに結婚して、私は除湿機を、Hは加湿器と空気清浄機を持ち寄り、Hの実家からは布団乾燥機をもらいました。

プラズマクラスターというプラスイオンとマイナスイオンを放出して空気中のばい菌を攻撃するという、プラスとマイナスが単に中和してしまいそう(?)な機能のついているものを購入しました。大学時代に4人部屋の女子寮で風邪をひいて喉がひどく痛いときには電気ポットのふたを外して、加湿器代わりにしていたのですが、(空だきするとこわいので良い子のみなさんはまねしないで下さい。)安い加湿器はスチーム式で、ポットや炊飯器に水を入れて温めるのと同じらしい。ということで、電気代も安いというハイブリッド式にしたわけです。少なくとも節約になった電気代で元を取るまでは使いつづけようと思います。

近所のK`sデンキで調査してから、大きなヤマダデンキに行ったのですが、売れてしまったのかカタツムリのような形のスチーム式しかなかったので、K’sに戻って一番デザインがかっこいい(値段も一番高い)ものにしました。この加湿器市場は今ひとつ成熟していないのか、形がメーカーごとにてんでばらばらで、バケツみたいなものから、四角い箱形、カタツムリ形とかがありました。高いけど一応チェックした通販生活で売っているのはシンバルを2枚くっつけたような形と、炊飯ジャーみたいな形です。結局私の場合、よっぽど安くない限り電化製品はほとんどデザインで選びます。

夜、実家から電話がかかってきました。
先週、佐賀の披露宴で私の隣に座っていた親戚のおじさんが急に亡くなったとのこと。元気だったのに。とてもびっくりしました。70歳にしては若くて、携帯に電話が何度もかかっていたので、ポケットから電子音が鳴るたびに私は教えてあげました。携帯電話が迷彩柄の10代が持つようなデザインだったのが印象的でした。披露宴の後、系図を書いてもらってやっと分ったくらい、私には遠い親戚なので、先週会っていなければ顔もよく知らないおじさんだったのですが、隣にいた人が1週間も経たずに亡くなるなんて初めてで、信じられない気がします。


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