Last Updated 12/31/2003
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12/30(火)年末商戦

年末商戦真っただ中のスーパーでは、クリスマスの飾り付けをお正月用に変えて、かまぼこやパック詰めのおせち料理を売っている。今年、とても気になるのが、鏡餅の歌。
お魚天国以来、キノコの歌で「キノコっのっこーのこ」というフレーズも覚えちゃったけど、新しい鏡餅の歌がこれまた強烈で、とてもうっとうしい。

「飾りましょったら飾りましょ、かーがみっもっち!」
と、小さな子供がマネして歌っているのも気に障るし、なにより自分が全部覚えちゃってるのがくやしいというか情けないというか。。。
「しあーわっせーくるようにぃー、みっんなーでーかっざりーましょ!」
まあ、しあわせを祈る良い歌なんだけどね。

そういえば、もういくつねると、という歌は最近全く聞かないんだけど、お店で流す曲が商業的なものに変わってきてるってことかな?

12/26(金)仕事納め

とうとう今年も仕事納め。相変わらずのんびりと11時過ぎに出勤していたら地下鉄で、ケータイの電話が鳴った。派遣社員のMさんから、今日来ますよね、と聞かれた。もうすぐ着きまーす、と答えたところで電話は切れちゃったんだけど、会社に着いてみたら、前に担当していた会社から、親会社関連のネガティブな記事が出たらしく、広報上どう対応するかについて緊急の相談があったらしい。現在の担当者Yちゃんが既にお正月休みに入って不在のため、こっちにまわってきた。取りあえず、問題の和文、英文の記事を検索して内容を確認し、ホールディングステートメント(マスコミや外部から問い合わせを受けた場合の声明文)の原案を書いた。

う〜ん、久しぶりに仕事したって感じがしたぞ。私が現在担当しているお客さんの仕事は既に引き継ぎも終わって後任に任せてる状態だし、最後の週は特に、仕事というよりクリスマスカードと年賀状の準備や、机の周りの片づけをしていたからね。最後の一仕事って感じだった。

そして午後に一件、日本の大企業であるお客さんのところに恒例の年末のごあいさつに行った。クライアントのほとんどは外資系なので、既にクリスマス休暇に入っているところが多いし、年末年始のあいさつなんて時間の無駄だとドライに割り切ることが多いんだけど、ここだけは例外で、社長にも同行してもらった。

産休&育休後、「復帰の御予定は」と聞かれて社長がすかさず
「1日も早く戻って来てもらいます。」と答えたら、
「そう言われているうちが花ですよ。いくらでも休んでいい、なんて言われたら、ねえ。」
だって。

今年は妊娠が判明して以来、特に後任のNさんが入った10月からは、急に自宅安静で2週間お休みしたり、朝は時差出勤したりと、かなり融通をきかせてもらったおかげで、当初の予定通りに産休に入ることができて、ほんとうにありがたいと思う。
オフィスの引越と同時にここ数カ月で会社の組織も、中堅(?)の私たちがこれまで以上に自立しなきゃいけなくなったし、これを機に自分としても、今後どういう方向を目指すのかゆっくり考えなくちゃ、なんて思っているところ。
まあ、仕事のことなんてゆっくり考えるどころじゃなくなるかもしれないけどね。

12/24(水)今年の動静

振り返ってみると今年も色々と出入りのあった我社。今月末付で、約2年間私の上司だったIさんが退社して独立する。会社を去るというより、クライアントやプロジェクトによっては一緒に仕事をすることもあるらしいけど、区切りということで一応お世話になったチームメンバーの女性5人で送別会をした。

会社を辞める場合、同業の広報代理店に行く人、企業の広報部に入る人、コンサルタントとして独立する人とかいろいろいるけど、広報の経験の長いIさんは、まず来月、広報の入門書を出版予定らしい。
年齢は私より一つ上で、それほど変わらないんだけど、そのプロフェッショナリズムと、気配り目配りでクライアントからの信頼は厚く、未経験で業界に入った私は、一から細かく指導してもらい、大変お世話になりました。外資系の中途採用は、すべてがOJT(on the job training)の世界なんだけど、おかげさまで、私はこの業界で2年と10ヶ月サバイバルしている上に、周りのご理解もあって、年明けから産休&育休を頂きます。

プライベートでも去年、披露宴の司会をお願いしたところ、Iさんは快く引き受けてくれ、ホテルの人と間違われるくらい司会業に徹してくれてたなあ。さすが記者会見とか仕切ってるだけあって、「フリーとして司会業でもやっていけるよ」なんて太鼓判を押されてた。
今後のご活躍をお祈りします。

12/23(火)リペアサービス

10年くらい前に買った万年筆を、思い立って修理に出してみた。すぐにインクがかすれてきて、使おうとするととってもイライラさせられていたから。

見てもらったら、インクが古くて粒子が詰まってるので、オーバーホールしてインクを新しくする必要があるらしい。そう言われてよーく見たら、インクボトルの底の方に粒子が溜まっていた。ペン先の裏の部品とか、中の部品も一部交換してもらって、修理のおじさんの言った通り、快適に使えるようになった。自分で何度か、水を通して洗ってみたりしたけど改善されなかったのが、さすがプロだね。

いわゆるブランドもののいいところは、何年経っていてもきちんと修理すれば、いつまでも使えそうなところかな。ただ、リペアも細かく値段が決まっていて、安いものだったら新しいものを新調できるくらいの値段になっちゃうことかな。

それと、無料で修理してくれる部分があったとしても、それだけではすまないところ。というのは、このまえ財布のスナップが外れて、リペアサービスに持ち込んだら、
「スナップは無料で修理させていただきます。」
と言われて大喜びしたのもつかの間、結局、スナップの外れた皮の部分が破れていたので補強しなきゃいけないってことで、お金がかかったのよね。

12/21(日)クリスマスおめでとう!

今年は、日曜日のクリスマス礼拝に行った。教会には、ずいぶんご無沙汰だったので、牧師先生ご夫妻にもご挨拶できて良かった。

牧師先生はじめ、去年結婚式の時にお世話になった方々に、
「おめでとうございます。」
ってあいさつをされて、おめでたい私は、やっぱりお腹目立つしね、と思いながら
「ありがとうございます〜。」
なんて答えていたら、どうやら、私の出産予定を祝ってもらっているのではなく、教会ではクリスマスおめでとう、という意味であいさつを交わしていたみたい。あー恥ずかしい・・・
たまにしか顔を見せないくせに、しっかり集合写真に納まり、手土産に焼いたクリスマス・クッキーを渡して、午後、Hの実家にお邪魔した。

わたしたちの突然の訪問に、別の教会から慌てて帰ってきてくれた義父母は、ビタクラフトの片手鍋&両手鍋と、車につけるチャイルドシートをプレゼントしてくれた!
先週、会社帰りに合羽橋をうろうろしたときには、重いし、値段もはるので見るだけだったけど、実はずっと「鍋が欲しい」と、言い続けていた私の願いが通じたのかしら。小ぶりで美しい5層ステンレス、なにより使いやすそうで本当に嬉しい。

ちなみに合羽橋のお菓子作りの道具を専門に扱うお店では、クリスマス・クッキーの型がツリーや、星、靴下、ベルなど13種類入りで770円だった。それ以外にもアルファベット26種類のセットや、いろんな種類のケーキ型とか売っていて、あらためて合羽橋ってステキ、と思った。厨房用品も什器も業務用が何でも揃っていて、ちょっと社員食堂で働いていた頃がなつかしくなったりした。

12/18(木)となりの年金

久しぶりに、朝、常磐線普通電車上野行きのボックス席に座った。たまたまお向かいに座ったらしい、おしゃべり好きのおばさんが2人、「奥さん、草木の世話はホント、愛情をかけないときれいに花がさかないのよねえ。」なんて世間話をしていた。「奥さん」と呼ばれていた上品そうな方のおばさんが柏で下車した。

残されたおばさんは、白髪混じりの中年男性が隣に座ったと思ったら、いきなり
「ちょっと聞いてもいいですか。」
「はあ。」
「あのね、年金って50万も60万ももらえるものなんですか?」
中年の男性は丁寧に、個人で基礎年金以外にもかけていればもらえるんじゃないですか、とか答えてた。
「いや、このまえ近所の奥さんがね、いくらでもたくさんもらえる人がいるって言ってたんだけど、社長さんやなんかでも金額の上限はあるんでしょう。うちなんかはあんまりもらえないだろうけど。」

来年の年金法改正に向けて、女性誌とか一般週刊誌でもかなり年金が取り上げられているし、いよいよもらえる年齢に近づいている人にとっては、大きな問題なんだろうな。いきなり電車で見知らぬ人に聞かれても困ると思うけど。

さらにそのおばさん、「白髪があるけど、まだお若いんでしょ、40代くらい?」「もっといってますよ、50代ですよ。」「今日はお仕事お休みですか?」なんて聞いて、男性が「いや、夜の仕事ですから。」と答えたところで、それ以上聞けなくなったのか、会話は終了した。
ねたふりして聞いてたら、夫は出世しないから、社宅では肩身が狭くて土浦に無理して家を買ったけど、買わなきゃ良かった、とかいろいろ一人でしゃべってたな。
社会勉強になりました。

12/15(月)ヒ・フー

母親学級も第三講となり、とうとう「ヒッ・ヒッ・フー」っていう練習をするところまできた。これって吸って吐くんじゃなくて、「ヒッ・ヒッ」も「フーッ」もどっちも吐くってことを学んだ。参加者は全員30週以降なので、かなりお腹も大きいし、いよいよ真剣だ。呼吸法の練習と、陣痛が来たという想定で病院に電話するところからシミュレーションもした。

一人、立会い予定の夫を連れてきた人がいて、その夫は、妊婦6人が病院の会議室に敷かれたカーペットの上で寝転んで、ひいふう言ってるのを見ていた。前に受付で母親学級って二人で参加しても良いんですかって聞いたら、「いいですけど。でも参加する人いませんよ。」と言われたのに。いるじゃん。その病院では、立会う夫は大体半数らしい。

最後に出産の生々しいビデオを観た。心の準備というより、陣痛の波に耐える姿を見て、やっぱこんなに大変なのかあ、って感じ。そのビデオはたぶん15年以上前に撮影されたものらしく、出演している夫婦の夫はパーマの長髪にベストを着て、パンタロンだし、妻は聖子ちゃんカット。きっとその時代に初めてラマーズ法とか立会い出産が流行ったんだろうな。今はもっと新しいソフロロジーとか、よく知らないけど流行っているみたい。

出産まであんなに苦しんでいた主役の妻が、子供が産まれたら、そばについていた夫と、取り上げてくれた助産婦のおばさんに「ありがとう」って言っていたのが印象的だった。一番つらい目にあってかわいそうって気がしたんだけど、ありがとうっていう言葉が出るのね〜。
いくら古い映像でも、やっぱりこういうのを見せられると、みんな涙ぐんでしまって、しんみりしたまま母親学級は終った。

先週末にまた、お腹の張り止めの薬をちゃんと飲むように言われてしまったけど、会社に行くのも年内だからあと少し。「今年は大掃除はしないように」ということなので、しずか〜に年末のお休みに入ることになるかな。赤ちゃんは現在約1400g。1.5リットルのペットボトルくらい、と思うとそんなに大きなものが私の胴体にどう収まってるのか、まったく人体の不思議を感じる。

12/11(木)ずぼら

最近、「ずぼら料理」の研究家が、節約奥さまをターゲットにした雑誌や、ワイドショーでも活躍している。その人が書いた本をちょっと立ち読みしてみたら、おもしろかった。料理の手抜きも、実は科学的根拠があったりしてなるほど〜って感じ。

家事の省力化とか、料理の手抜きとか色々なヒントや裏ワザは、なかなかおもしろくて、真似したりするんだけど、実は本当にずぼらな人は、そんなことはしないと思う。例えば「掃除は、気付いたらすぐにこまめにやったら後がラク」とか、「料理は下ごしらえして冷凍」とかいう基本的な助言は、「こまめに」とか「下準備」とかがそもそもめんどくさいんであって、省力化のために頭を使うことを考えると、ふつうにあとでやった方がどちらかといえばラクな場合が多い。

最近は仕事関係で心配事とか頭を使うことが少なくなった代わりに、お弁当の中味どうしよう、冷凍庫には何があるから、とかで頭が占領されて夢に出てきたりするんだよね。

12/8(月)オフィス移転

2年くらい前から話が出ていた引越プロジェクトがいよいよ実現した!ということで今日から、オフィスが半蔵門から神谷町へ。細長ーいビルなので、ワンフロア占領しているにもかかわらずオフィスの面積は全体的にかなり狭くなって、これまで目立っていた、主のいないデスクは一つもなくなった。はじめは、六本木のガラス張りのビル!とか色々と夢があったんだけど、結局こじんまりと落ち着くところに落ち着いたって感じ。

幸い今月いっぱい、ってことはあと実質3週間で産休に入ってしまうので、身辺整理の効果もあって私の机周りはすっきりさわやか。
まずは周辺を探検してランチスポットとか探さなくちゃ。

12/7(日)来客

先月、母親がうちに一泊した。あまり人を泊めるのに適した住宅事情ではないけれど、何とかありったけの布団で対応した。それから週末ごとに、友達夫婦と、Hの会社の後輩達がそれぞれ訪ねてきて、一緒に飲んだり食べたりした。
ここのところ、遠出ができない状況だったので、外でご飯を食べたり、家に人を招いたりするのが、けっこう楽しみになった。

Hの後輩達は、国内外の色々なところに旅行しては、おみやげと言って見たこともないような度の強い焼酎やら、ウィスキーやらを買ってきてくれる。うちで飲みたい、ということらしいんだけど、それがめちゃくちゃまずかったりして、みんなが集まってもなかなか減らない。ということで、うちには、全然減っていない怪しげなお酒がたくさんたまっている。
試してみたい方はぜひ遊びに来て下さい。

12/2(火)もう12月

あっという間に今年も残りわずかになってしまった。寒くはなってきたけど、まだ皮の手袋はおろしていないし、今年はちょっと暖かい気がする。夏はそれほど暑くなかったし、妊婦としてはありがたい。

いよいよ8ヶ月のお腹はかなり丸く、目立つようになってきた。前回の健診では、極めて順調ってことで、時短ながら、毎日通勤している。大学のクラスメートで二人の男の子を育てているSちゃんのお下がりのジャンバースカートや、母親のゆったり目のセーターとジャケットのおかげで、通勤ワードローブも増えたし。

そうそう、この前、久しぶりにハワイ留学時代のクラスメートで、大阪のテニス狂のYのウェブ日記を見ていたら、私と似ている人とテニスをした、と書いてあった。どこが似ているかというと「あまり見かけにかまわない雰囲気」だって。むむむ、女性としてはいかんな〜。ハワイにいるときよりおしゃれしてるつもりなんだけどな。次にYと会うときはばっちり決めるよ。

今の目標は、「目指せ!所帯じみないママ」

11/19(水)ドクハラ

ときどき、病院で医師が心無い患者の扱いをするドクターハラスメントの話を聞くことがある。妊婦が情報交換するインターネットの掲示板でも、こんなひどいことを言われたとか、病院を変えたほうがいい、とか妊婦同士でアドバイスしている様子を読んだことがある。産科でさえ、患者と医者との間に色々な問題があるってことは、これが生死に関わるような病気だったら、医師との関係はもっと大変なんだろうなあ。

幸い私の担当医の女医H先生は、私より若いと思うけど、頼りないと思ったことはない。出産経験はなさそうだけど、男の先生だって出産したことはないわけだし、特に不満はない。丁寧にエコーを見ながら、「Mさんのお腹のこの辺を蹴ってますねえ。」とか説明してくれるので、予約の時間から1時間くらい待たされても、ま、いいかって思っちゃう。
前に通っていた都内の病院の、やさしげで頼りなげな男の先生は、ほんの初期の2ヶ月くらいしか行かなかったけど、「順調です。」としか言わなかったっけ。

今の地味な総合病院は、新聞で全国の病院ランキング上位に入っていたから選んだんだけど、患者からの苦情とそれに対する対応をロビーや、病棟に貼り出すなど、良い病院にしようっていう取組みが見える。産婦人科外来では、前はなかったのに、最近はどの医師が、今、何時の予約の患者を診ているか待合室に張り出すようになった。受付ロビーにある病院食のサンプルは、いかにもまずそうだけど、おいしい食事を売りにしている、妊婦ちやほや系の産院では、おいしい食事を食べ過ぎて太るって話もあるからがまんしよう。

11/9(日)道具

食いしんぼうが集まった食物学科のクラスメートの中には、「今、鍋に凝っています」という近況報告を同窓会の名簿に載せていた友達がいた。私もキッチン用品は大好き。最近とっても役に立っていておすすめなのが、マルチクイック(ブラウン製)。アタッチメントを変えると、みじん切り&混ぜる&ミキサー&泡だて器の機能が使えて便利。

ハンバーグとか餃子のたねを作るのも、玉ねぎとか野菜をあらーく切ったらあとのみじん切りはおまかせして、お肉も入れちゃえばこねるとこまでやってくれる。ブレンダーはかぼちゃのスープとかに使える。ただし、山芋をこれでおろそうとしたらうまくいかなかった。
これまで、使うのにいちいち出して、使った後は洗ったりするより、包丁でみじん切りしちゃった方が早いとか思ってたけど、けっこうコンパクトで使ってみると絶対機械の方が早いし、野菜を切るだけだったら後片付けもそれほど手がかからない。

野菜の水切り器(プラスチックのボールに入ったかごの部分をぐるぐる回して遠心力で水を切る容器)は、1000円くらいのものを、手違いがあって2つ買ってしまったんだけど、いまいちだった。やっぱり道具は使ってこそ役に立つのよね。


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